
河野道代詩集『花・蒸気・隔たり』評
河野道代の作品は、“真”の芸術あるいは詩と呼ばれる営みが〈何である〉のかということを、またそれはどのような仕方で存在せ〈ねばならない〉のかということを、その詩的な形式と言葉の物質的な効果を透かしてときに暗示してしまう、そ … Read more
河野道代の作品は、“真”の芸術あるいは詩と呼ばれる営みが〈何である〉のかということを、またそれはどのような仕方で存在せ〈ねばならない〉のかということを、その詩的な形式と言葉の物質的な効果を透かしてときに暗示してしまう、そ … Read more
近・現代詩の美の流儀とは別種の詩の科学 未知の詩情の出現—— 富岡多恵子氏 評——「たとえていえば水面のさざ波の美しさ、金属の表面のかがやきを詠じるのでなく、液体内部、固体内部の質感に詩を受けとり言葉にしようとされる。さ … Read more